カテゴリー「カミングアウト」の9件の記事

2008年12月24日 (水)

ゲイ・アイデンティティー(第二回)

 ゲイ・アイデンティティーの第二回目です。

 「なんでゲイとしてのアイデンティティー(自我同一性)をもたないといけないの?」

 っていうひとがいるのかもしれません。
 ですが、あたしはとっても大切なことだと思うのよ。

 逆の例を出してみます。「自分自身がゲイ」というアイデンティティーをもてなかったら・・・・・

 

one「いや、自分はストレート(異性愛者)だから、女性と結婚してもいいんだ。いいはずなんだ・・・」という考えをもってしまう。
 これは結果として、結婚しても、女性を性的に愛せず、女性を不幸にしてしまう可能性が大。
 女性に隠れて、インターネットでであった男性と関係を持ち、奥さんにそのことはもちろん黙った暮らしを続けることになる。(結局は不倫だとあたしはおもってるわ)
 このことがきっかけで離婚になるケースも最近日本ではでてきているよう。

 

two自分らしく振舞うことの大切さがわからず、意図的に世間の異性愛者のように振る舞い、それが心に負担をもたらして、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす。
 例えば、本当はゲイで、女性的に振舞いたいときがあったとしても、周りの目を気にして、自分の振る舞いを抑える。

 このような状況が生まれてくることと思います。
twoはゲイの中で女性的に振舞いたい者としては、なかなか難しい問題です。)

 アイデンティティーをもてないということは、こういうことにつながってきます。

 性的少数者は世間的に隠れて生きていかなければならないところもありますが、そういう現実を少しずつ変えるべく、僕ら一人ひとり、動き出さないといけないって思います。

 特に僕は主張したいのですが、oneのようなことはあってはなりません。アイデンティティーの問題でもありますが、世間体で結婚する、会社の昇進で結婚しないといい評価がもらえないから結婚する、などという考えは同じゲイとしても、持ってほしくない考えです。

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ゲイ・アイデンティティー(第一回)

 地方、それも田舎において、ゲイのアイデンティティーを持つことは都市部よりも難しいように思うわ。
 だって、田舎すんでると、近所の人は昔からの自分を知っているわけだし、何もかにもがいつのまにか筒抜けだしね・・・・。
 そういうところで、マイノリティーとして生きていくっていうのは簡単ではないと思う。

 

じゃあ、そういう境遇において、アイデンティティーをもつにはどのようにすればいいのか。

 答えはもちろんひとつではないけれど、まずはインターネットの活用はどうかしら?なんて思うの。
 ブログやウェブサイトで、エッセイ的に毎日の暮らしを書いている人もいれば、活動家として、日本に住む性的少数者としての葛藤とどのように折り合いをつけていけばいいのか、日本のLGBT社会をどのように変えていけばいいのか、ということをまじめに考えている人もいる。

 

まずは、そういうブログを読んで、そのブログにコメントをしてみたり、著者にメールで悩みをぶつけてみたりするのもひとつの方法だと思う。

 自分らしく生きる=ゲイアイデンティティーの確立がないと、せっかく仕事を見つけてもすぐにやめてしまうことになってしまうし、転職ばかりしてしまうことにつながる恐れがある(これはあたしの経験上からもそうです)。

 なので、そういうことを回避するためにも、まずはインターネットであたしたちのための良質なサイトを見つけ、それに「参加」してみるというのはどうかしら?

 あたしからの、まずひとつの提言でした。

 ゲイアイデンティティーについては、また続きを書いてみます。

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2008年10月 7日 (火)

ハートをつなごう第二弾を見て

”ハートをつなごう”(click!!) が先日NHK教育であったわよね。そこではゲイ・レズビアン、そしてLGBT(L=レズビアン、B=バイセクシャル、G=ゲイ、T=トランスセクシャル・トランスジェンダー)の二種類の話題がそれぞれ二回ずつありました。

とってもよくつくられているなぁ。

それは一回目からの感想です。たった30分のために、どれだけハートをつなごうのスタッフさんたちが気を遣ってテレビを創り上げていたのかが覗えます。

続きを読む "ハートをつなごう第二弾を見て"

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2007年12月27日 (木)

Jody Foster、カミングアウト

  Smile_2 今日はすごかったわね~

 やはり年末だからなのか、どどーーーーー

 っと仕事の波が押し寄せて、いつもの二倍同じ時間で働いたって感じ。

 ところで、あのジョディー・フォスターがレズビアンとしてカミングアウトしたそうね。

 あんまり芸能ニュースでは話題になっていないんだけれど。

 昔から噂になっていたように、彼女がいたみたい。

 年上の彼女なんだって。

 でも偉いなー。

 と思うと同時に、

 彼女のような存在がいるからこそ、「あ、あたしもカミングアウトしてみよう」っていう人も出てくると思う。

 アメリカのハリウッドスターでカミングアウトしている俳優ってルパートエベレット(マドンナと共演したことでも有名)くらいしか思いつかないんだけど。

 でもそういう超スターが「あたし実はビアンなのよ。」っていうことがどれだけの意味を持つか。

 どれだけの波及効果をもたらすか。

 想像しただけですごいんだけど。

 そうやって有名人がどんどんカミングアウトしてくれると、たぶん政治的に動くことも考えられるし。

 あたし的には、アンソニーホプキンズとかジーンハックマンとかジャックニコルソンとかがゲイであってほしい  (ンナコタネーーダロ)

  でも、ブラピがゲイであっても、あたしは拍手でHはもとめない・・・・

 なんて、あたしってなんて高慢ちきなヲンナ!!!

 (写真はまったく関係のないゲイの方の写真です。おたべ~)

 

 

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2007年3月23日 (金)

ゲイとしてカミングアウト<是か非か>

カミングアウトして、あたしも愛workで10人くらいカミングアウトして、どんどん自分が楽になったし、まえよりも日本で生きるのがとっても楽になったの。

だって、愛workのみなさん、とってもいい人ばかりだしね。

特に二人の方にはいつもゲイのことを隠さずにいろいろ話している。

でも、カミングアウトのことをゲイバーで言ったら、バッシングの嵐よ。

それが現状なんでしょうね。

「カミングアウトをしなさい!」なんて、いうつもりもないけれども、これは考えて欲しいわ。

まず紙を用意してね。

そこに、題:カミングアウトのメリット、デメリット

って書くわけ。

それで「メリット」の欄、「デメリット」の欄をつくるの。

それでそれぞれが書くわけ。

あたしはこうなるわ。

「メリット」

  • 自分を受け容れてくれる人には何でも話せる(ヘテロセクシャル同士が話しているように話せる)
  •  そうすると自分を隠す必要がないので自己肯定感が高まる(アメリカの研究で証明済み)
  •  カミングアウトをすることでゲイとしての悩みをヘテロの人に伝えることができ、ひいてはゲイの人権を訴えることができる
  • 北丸雄二さんもおっしゃっていたが、カミングアウトをすることで、自然と政治・経済・国際など、社会時事に目を向けることができるようになる。
  • ニート・フリーター突破に間違いなくいいはず

「デメリット」

  •  受け容れられない人もいる。その人にはなかなかコミュニケーションは難しくなる
  •  あたしは会社でいきなりはカミングアウトはできない。

みたいなかんじ。

あたしは今の気持ちに正直に書いたら、メリットのほうがかなり多かったけど、

これはみなさんの「性格」「価値観」「考え方」もすごく関係してくるし、

日本のゲイ事情もかなり関わっているので、慎重にやるべきだとは思う。

それプラス、前にも書いたけれど、カミングアウトしている人をハンマーでバコバコたたく風潮があるのは確かよ。だからこそ、こうやってブログとかでカミングアウトしているひと達同士でつながることも必要だと思うわ。

話が少しそれたけど、とにかく

  • 自分でじっくり考えてからカミングアウトをする。
  • ネット上でもいいので、メールや掲示板でカミングアウトの意見を載せて、カミングアウトするかを決める。

ということが必要だとあたし、思うのね。

独りよがりではいけないと思うわ。いろんな人の意見を聞いて、時には知恵を借りるとかそういうのも必要でしょうね。

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2006年12月30日 (土)

追加:自分自身へのカミングアウト

AGPの電話番号、カミングアウトサポートグループの電話番号は以下の通りです。

◎AGP「こころの相談」03-3319-3203 毎週火曜日夜8時〜10時
  同性愛者の悩みや心の問題について対応します。
◎AGP関西「こころの相談」06-6325-6864 
  第2,4水曜日夜8時〜10時(同性愛に理解のある相談員が担当しています)
◎AGP「からだの相談」03-3319-3203 第1,3水曜日夜9時〜11時
  同性愛者の身体の悩みや病気について対応します。
◎「カミングアウト・サポート相談」03-3319-3203 第1月曜日夜9時〜11時
  カミングアウトをめぐる本人や家族の相談に対応します。

OCCURの電話番号は

<相談>03-3380-2269(火・水・木:19~22時)

すこたん企画の電話番号は047-432-7085

以下、すこたん企画のHPから抜粋します。

 電話での無料相談は、毎月第2 & 第4金曜日、午後7時~10時に受け付けています。学校や職場での問題、親御さん(お子さん)との関係、カミングアウト・恋愛・セックス・性感染症・身体のこと……どんな悩みでも気軽にかけてください。あなたのプライバシー厳守で、専門スタッフが担当します。2007年1月の相談日は12日(金)と26日(金)です。相談電話番号は 047-432-7085

 遠慮なく電話してみてはどうでしょうか?

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自分自身へのカミングアウト

 カミングアウトについていくつか書いてきましたが、やはり一番大切なのは「自分自身へのカミングアウト」だと思います。

 どういうことかというと、「自分がどういう性的指向を持っているか。それが世間的に間違っていないか。男性に魅かれる”自分”は自分でいていいのか。」ということだと思います。

 こういう悩みを持っている人は、実はかなり多いのではないかと思います。男に興味がある、女性よりも男性のほうに性的魅力を感じる。だけれども、テレビやラジオでは「ホモ」とか「オカマ」とかいわれて、結局はメディアのお笑いの種にされている。社会を眺めても男でありながら男を好きな人にあったことがない。こんなのは僕だけなのではないか。だからそういう自分を抑えて、社会的規範にしたがって、女性好きな「俺」として振舞って、結婚をすればいいのではないか。

 こう思っている人って、いくらネットが普及したからと言っても実際にいると思います。

 そういう方はまず、自分自身へのカミングアウトをしたほうがいいかもしれません。

 まず、OccurさんやAGPさんやすこたん企画さんに電話で相談するのがいいと思います。少なくとも僕が知っている限りでは、AGPさんは実際にカウンセラーさんやお医者さんが話しを聞いてくれるので、電話をかけてみればどうでしょうか?Occurやすこたん企画などのかたも優しく聴いてくれると思いますよ。

 それと、もっと早く答えを聞きたい!っていうかたは、Men's Net Japanや、愛媛で言えば、Ehime Gay Walkerの井戸端会議みたいなコーナーがあるので、自分自身の悩みを洗いざらい書いてみて、返信を待ってみるのもいいと思います。ただ、ネットはネットなので、誹謗中傷もあるかもしれません。でもこういう悩みに関しては大体好意的に書いてくれる人が多いと僕は思います。

 あとは、いまWEB2.0時代にあることを利用しましょう。mixiでのコミュニティーに「正直に行きたい(for gay)」っていうのもありますし、「カミングアウト」っていうコミュニティーもあります。そこで自分の悩みを正直に書いてみたらどうでしょうか?皆さんやさしくコメントしてくれると思いますよ。

 最後に、ゲイでブログを持っている人もかなりいますので、その方に直接メールをしてみるのもいいかもしれませんね。メールをするとき「ああ、自分のアドレスだとばれたら怖いな」という不安を抱えている方は適当にYahoo!や、gooなどでアドレスを作ってしまいましょう。正直に自分の名前など書く必要はないのです。偽名を使ってもいいんですよ。それでメールを送ってみてください。

 悩んでいる皆さんは、それはそれでいいんだと思います。それは何かが変わる兆候だと僕は思います。あとは今日本にある、サポートをしてくれる方々をいかに「利用するか」。いい意味での「利用」です。例えば、AGPさんもOCCURさんなども利用されるのを待っていると思いますよ。

 自分自身の気持ちをあるがままに受け入れることができたときに、何かが始まるのではないでしょうか。

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2006年12月25日 (月)

カミングアウトできない日本の現状

  カミングアウトは「ゲイ(またはレズビアンなどセクシャルマイノリティー)としての自分にアイデンティティーを持つことができるようになる行為」であると思います。

  実際に研究でもそのことはわかっています。僕自身の経験でもゲイであることで恥じることはなくなったし、社会生活で、たとえゲイであることで嫌なことを言われても言い返せるようになりました。いい点はかなりあると思います。

 でも日本でカミングアウトできない現状というものは実際ににありますよね。

 そのひとつの原因、というかこれから解決すべき問題について触れてみたいと思います。今日はひとつに絞って考えてみたいと思います。

 まず、カミングアウトで受け入れられなかった場合、それを受け入れてくれる機関、サポートセンターがあまりにも少なすぎだと思います。

 僕はアメリカにしか滞在したことがないので、他のカナダとか、欧米の場合はよくわからないのですが、アメリカにはゲイカウンセラーは、わんさかいたし、何でも話せます。カウンセラーの質も日本より高いです。

 それにP-FLAGという、カミングアウトを子どもから受けた親の集まりがありました。親同士で、困惑した気持ち、そしてその気持ちを超えて、「別に私達の子どもが問題があるわけじゃないのよ」って話し合えるところが日本では極めて少ないと思います。

 東京にひとつあるとききました。大阪でもそういう会が今年あったようですが、そういう大都市だけ。僕が住んでいるようなところでは誰がサポートしてくれるんでしょうか??

 僕の場合はそのゲイカウンセラーに、いろいろとカミングアウトした後の悩みを話せたのでよかったです。親にカミングアウトしたら「今から病院にいって、すぐ男性ホルモンうってこいやあ!!!!」って言われました。でもゲイが男性ホルモンを打つと、余計に男とセックスしたくなるんですってね。

 まぁそういうときもありましたが、カミングアウトして4年半ほどたち、大分理解されているように感じます。

 でも親同士で話せるところがあれば、親の意識も変わるのにと思います。せめて、親同士、ネット上で話せたり、メール交換できたりすれば変わりますよね。

 日本ではそういうサポート機関が少なすぎる、これが問題だと思うし、カミングアウト自体否定するゲイも多くて困ってしまいます。バーのママとかもあからさまに僕を否定してきますよね。

 困ったものです。

 カミングアウトこそ政治的行動。

 みんながいっせいにカミングアウトしたら、この国も変わるのになと思うのですけれど。

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2006年12月12日 (火)

カミングアウトについて思うことpart 2

 カミングアウトで思っていることがあります。

 それは日本ではカミングアウトした人を、馬鹿にするゲイが少なからずいること。

 カミングアウトは、たとえ一人の友人に言ったとしても「政治的意味合い」を含んでいます。カミングアウトをすることで、「ゲイは自分のそばにもいるんだ。」ということを伝えることもできます。そして、ゲイとして日本でおかれている位置づけ、つまり、ヘテロよりも日常の生活を送る上でどれだけ権利を奪われているか(代表例:結婚)、など具体的な苦境を伝えることができます。

 それで、相手の考えが少しでも変わるきっかけを作ることができれば、ゲイの置かれている状況が変わるのかもしれません。

ちょっと想像してください。

もし、ゲイからカミングアウトをされたことで、知識を少しでも得てみようとする人が日本で増えていったときのことを。

みんながゲイに対しての知識を得ようとする。そうするとゲイだけではなく、ヘテロセクシャルの方にも理解が生まれ、一緒に行動してくれる可能性が高い。

パレードなどにも一緒に参加してくれたりするかもしれません。

そしてメンタルヘルスで悩んでいるゲイはたくさんいます。お医者さんや看護士さん、カウンセラーさんもゲイの知識が無いのがほとんどです。そういう人のまわりにゲイに対して理解があるヘテロセクシャルの友達がいたら、どういうことがおこるんでしょう?

もしかしたら、そういうお医者さんやカウンセラーさんも、周りの知人の影響で、ゲイに対して寛容性が生まれ、治療もそれまでより効果が上がるような手法をとってくれるかもしれませんね。

そして、ヘテロセクシャルとゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダー、みんなが一丸となれば、政治を、法律を変えられるのです。

私達が住みよい世界を作ることができるのです。

 そうやって、アメリカ、カナダ、オランダをはじめとするヨーロッパは変わってきたのです。

 でも、なんでカミングアウトする人を罵倒する人が実際にいるんでしょうか?

 罵倒までいかないにしても、カミングアウトをしているだけでそういう人を避ける人が実際にいます。

 どうしてそういう風に思ってしまうの?

 まぁそういう方はカミングアウトしなくても充分社会生活を送れ、ちゃんと食べられ、住むところもあり、経済的に問題がないからそういうことをいうんでしょう。実際に自分の生き方に満足しており、その生き方が「正しい」と思っているから、そうではない、「カミングアウトして日本のゲイ社会を変えていく」という違った生き方に、もやもやしたものを感じるんでしょうね。

 ”俺とはこいつらはちがう。俺は「正しい」。だから違うお前は『間違いだ』”と思っているような気がします。

「自己」と「他者」の問題ですね。Self versus Othersの問題。

 実際私が何度お咎めをくったか・・・。

 アメリカのでの私自身の経験を考えると、絶対に無いような風潮です。

 カミングアウトする人を非難するのは、全くもっておかしいと思います。

 逆に、リスクをしょいながらそれでも権利獲得のためにがんばっている人たちを、ちょっとでも認めていただきたい。

 そのような気がしてなりません。

 そういう”受容の風”が新たなものを生んでくれるのです。

 追記:

 まだかカミングアウトについて思うことがありますので、折をふれて書いていきたいと思います。

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